チンポを舐めているとき、チンポもまたこちらを舐めているのだ。完全版

 


2018年5月9日 25時ごろ わたしはニューハーフとふたりでトゥクトゥクに乗っていた。
向かう先はラブホテル。これからわたしはこのニューハーフと一夜を共にする。

 

 

 

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突然ですが、あなたは自分自身が『チンポを舐めることができる人間』なのか『チンポを舐めることができない人間』なのか、ご存じですか?

 

かつてわたしは自分がどちらに属する人間なのかを知らぬまま生きていました。その問いに向き合う必要を感じながらも、気づかぬふりをしてきました。

 

しかしいつまでも自分を偽りつづけることはできません。わたしはただ、自分が『チンポ舐められる側の人間』なのか、それとも『チンポ舐められない側の人間』なのかを見極めたかったのです。

 

だからわたしはタイへ飛びました。

 

すべては己を深く知り、理解するために…。

 

 

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やはりチンポを舐めるといえば、タイ。

 

言わずもがなですが、タイはニューハーフ大国。道を歩けばキレイな長身のニューハーフがそこかしこを闊歩しているという最後の島(ラフテル)。そこにたどり着くことができればこの心の奥の疑念も晴れる、そう信じてエアアジアの航空券をクリックしました。往復およそ3万円ほど。夢への切符がこんなに安く手に入るのですから、よい時代になったものです。

 

渡航についてなんら難しい点はありません。ビザも必要ないので航空券を取得すればすぐに行けます。入出国も非常にシンプルです。

 

厳めしい入国管理官を目の前にしてわたしも最初は不安でした。しかし男がひとりでタイへ行くなんていったら大麻吸うかチンポ吸うかの2択なので、イミグレーションで『sightseeing!!(おチンポ舐めた~い!)』と元気に発声するやいなや、入国管理官のおっさんはスタンプをバシっと押してくださりました(さすがほほえみの国ですね)。

 

そんでバスに乗り込みウキウキで首都バンコクに向かいます。冷房が壊れたバスに揺られながら、まだ見ぬ美しいニューハーフたちとその股間にあるといわれる”ひとつなぎの大秘宝”を夢見たものです。

 

そしてはじめてバンコクに降り立ったとき、気がつきました。

 


ぜんっぜんニューハーフいない。

 


ぜんぜんいないよ。
お坊さんと野犬しかいない。なんだこの国。

 

話が違うって。タイにはニューハーフがめちゃめちゃいるって聞いてたから、こっちはリスを見るために町田リス園に行くぐらいのノリで渡航してんのよ。どうなってんだ。詐欺じゃん。金返してくれ。

 

しかしこのまま引き下がるわけにもいかないのでインターネットを使い情報を集めたところ、バンコクでニューハーフのおねえちゃんとイチャイチャする方法としてはゴーゴーバーなんかが主流らしいです。ゴーゴーバーってのはお持ち帰りのできるキャバクラみたいお店らしいのですが、わたしは夜のお店に関する経験がほとんどありません(香港の風俗マンションで35歳ぐらいのカンボジア人とイニシャルDみたいなユーロビートが流れるなかムチャクチャ騎乗位されたのが唯一の風俗経験)。

 

そんな人間がひとりでゴーゴーバーに行ってうまくいくとはとても考えられない。あたしみたいな田舎モンがいきなりキレイなニューハーフに囲まれてごらんなさいよ。飛行石をはじめて見たポムじいさんみたいに震えながら『すまんがそのチンポを…しまってくれんか。わしには強すぎる…。』とつぶやくことになってしまいます。それは困る。

 

ゴーゴーバーには怖くてとても行けないが、それでもニューハーフのおねえちゃんとイチャイチャしたい!そこで思いついたのがティンダーです。

 

ティンダーを簡単に説明すると、いわゆる出会い系アプリです。自分の近くにいる異性のプロフィールを見ることができて、男女がおたがいのプロフィールに『いいね』をするとチャットができるようになる、というような感じなのでバンコクにいるすべての女性(およびニューハーフ)に腱鞘炎になるまで『いいね』をして、マッチングするのを待ちます。

 

日本でもだいぶメジャーな存在になったティンダーですが、その真価は海外に行ったときにこそ発揮されます。これを使えば日本を遠く離れたタイでも、簡単に女の子とコミュニケーションを取ることができる便利ツール。ただ軽く調べてもティンダーでニューハーフと出会ったみたいな報告は多くありませんでした。いかんせんニューハーフにしぼると情報の母数が少なくて困ります。

 

30分ぐらい『いいね』しまくったところ、めちゃめちゃマッチングしました。100人ぐらいとマッチング状態になった。バンコクすごい。

 

しかし勝負はこれから。わたしが重要視するのは容姿でもスタイルでもなくおまたにチンポが生えているか否かです。モデルのようなタイの美女たちをかきわけニューハーフを探していると『なぜ自分はこんな苦労をしてまでニューハーフとイチャイチャしたがっているのか?』という疑念にかられますが、そういう『理』はシンハービールで流しこみます。

 

ビールでほろよいになりつつも慎重にひとりずつ精査していったところ、ヒットした女性のうち2割ぐらいのプロフィール欄にLadyboy(ニューハーフ)との記載がありました。すごい。予想以上の大漁です。ぜひティンダー有料会員は位置情報をバンコクに変えてみてほしい。めちゃめちゃキレイなニューハーフいっぱいでてくる。

 

『やっぱりタイは本当にニューハーフ大国だったんだ!父さんはうそつきじゃなかったんだ!』

 

思わぬところでラピュタを発見したパズーの感情を追体験してしまいました。あとはチンポの生えたシータを探すだけ!!

 


マッチングしたすべてのニューハーフにメッセージを送ったところ1人からすぐ返信がありました。プロフィール写真ではふつーに女の子に見えますが、プロフィールにLadyBoyの記載があるので正真正銘のニューハーフ。これはぜひとも一緒にタイの暑い夜を過ごしたい!

 

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拙い英語を用いて口説いているところをご覧になり心身に不調をきたしてしまった方もいらっしゃるかと思いますが、このチャットログでこちらの必至さがおわかりいただけるかと思います。これも故郷に錦を飾るため。手ぶらで家に帰るわけにはいきません。

 

こうして肉親には絶対に見せられないようなやりとりをアプリ上で続けていたところ、なんとその日のうちに一緒に飲むことに!やったー!うまくいきすぎてこわいくらい!

 

とりあえず心を整えるためニューハーフ系のAVを見てひと抜きしました。

準備万端!!

 

 

 

夜11時ごろわたしは待ち合わせ場所のカオサンストリートにいました。カオサンはクラブ街のようなもので、夜はまだはじまったばかりと若者がひしめいています。わたしは通りの入口のセブンイレブンでビールを飲みながらニューハーフを待っていました。しかし待ち合わせの時間を15分過ぎてもニューハーフは現れません。

 

これはドタキャンされたかと思い始めたそのとき、不意に背後から高い声が。

 

『アーユーフジハラ?』

 

待ち合わせ場所に現れたのはおれよりすこし背の高い、175センチぐらいのニューハーフ。

エスと答えると

 

『アイム ルックナット』

 

と言った。ながらくお待たせしました。こちらがわたしがタイで出会ったニューハーフ、ルックナットちゃんです。

 

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ふつうにかわいいが、ニューハーフってかんじの容姿だ。ホントに女の子みた~い、という感じではない。しかしそれは何の問題もない。こっちはニューハーフを求めてここまで来たのだから、それ自体に臆することなどない。

 

ただわたしは完全にニューハーフとふたりきりのつもりだったんですが、彼女は友達も連れてきていました。説明するのとややこしいんですが、彼らは男2女1ニューハーフ1というドラクエ的パーティでやってきました。

 

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意図せずとも敵とエンカウントしたときのようなブレ方の写真で申し訳ないですが、こちらの面々です。写真手前のおびえた表情がわたし、藤原である。いかがですか、これからバラモスを倒してアリアハンに平和をもたらしそうなこの屈強なパーティは。

 

予期せぬ追加人員に少なからず面喰らったものの、なんとか平静を装いながらルックナットちゃんと話していました。すると写真右下の女性がわたしの前に来て、

 

『ちょっと手のひらみして』

 

と言うので見せると

 

『親指から人差し指の間の距離がアソコの長さなんだってよ!!』

 

と言いながらギャッハッハッハと笑っている。出会ってはじめての会話がそれ。開口一番チンポジョークの国、それがタイ。ここにはルールなんてない。隙を見せたらやられる。

 

あとの男ふたりは店に入ってからずっと踊り狂っている。踊ってはバーカウンターであやしいガスを吸い(たぶんマリファナ)、また踊っている。ときおりこっちに話かけてくるがタイ語と英語がごちゃまぜになっており何も聞き取れない。わたしは何を聞かれても『イエーーーーーーー!!!!!!!』と全力で発声していた。ほかに手立てがなかった。


予期せぬ3人の出現により驚きこそしたが、わたしはなんとかルックナットちゃんと仲良くなるべくおしゃべりにいそしんでいた。なんとかして仲良くなって、できれば今日中にイチャイチャできればというのが理想である。彼女がニューハーフショーの演者だということや、きょうはパーティの営業帰りで疲れているとか、もともとは田舎の出身だとか、そういうことを1時間ぐらいお酒を飲みながら話していた。

 

そこでまた先ほどの女がわたしの前に現れて

 

『アンタ、タイの女とセックスしたことあるの?』

 

2つ目の話題がそれか、と思いながら『ないよ』と言うと、彼女はルックナットちゃんを指さして

 

『じゃあコイツがお前のはじめての女だね!!!ギャッハッハッハ!!!』

 

そうなの???

 

アタシ、たしかにできればそうなればいいな、とは思ってここに来たけど、そうなの???

 

それはもう決まってることなの?このままセックスすんの?だってルックナットちゃんは風俗嬢じゃないし、ニューハーフってだけで、普通のひとよ?まだ会って1時間とかだけど、そんなノリでいっちゃっていいの?

 

こちらの当惑をよそにギャッハッハと笑う女を眺めていたら、隣にいたルックナットちゃんが耳元でささやく。

 

『Do you want to go to hotel?』

 

そうなの!!???

 

 

・ 

 

 

気がつくとわたしはトゥクトゥクに乗っていた。

 

ここはタイのバンコクで、横にはニューハーフがいる。ついおとといまでは日本にいて、平凡で退屈な日常を送っていたはずだった。しかしこれからわたしはニューハーフとセックスをするのだ。人生の変わり目というのは案外このように静かなものなのかもしれない。積み上げるのには多大な労力が要るが、崩れるのは一瞬だ。

 

あのピッコロ大魔王の手下の魔族みたいなメンツと別れてルックナットちゃんと2人で店を出たころには、わたしはすっかりベロベロだった。シンバル タンバリン ドラムの3人とは会話もろくに成り立っていなかったので、わたしはとにかく酒を飲んでテンションを上げることによって魔封波したい気持ちを抑えていた。いきなりルックナットちゃんに『ホテル行く?』と聞かれたのもあって、とにかくシラフではいられなかった。あのときのわたしには酒が必要だったのだ。店を出た25時過ぎごろ、わたしは泥酔していた。

 

つまり状況を整理すると、『わたしがルックナットちゃんをお持ち帰りした』のではなく『ルックナットちゃんがわたしをお持ち帰りした』ということがおわかりいただけると思う。よもや人生にお持ち帰りされる側の役回りがあるとは思わなかった。ルックナットちゃんはスムーズにトゥクトゥクをつかまえ、タイ語で運転手に行き先を伝えていた。Hotelという単語だけは聞きとることができた。


夜の街をトゥクトゥクが駆ける。お持ち帰りされる経験がいままでなかったので知らなかったのだが、お持ち帰りされるというのはすごい不安だ。『変な場所に連れて行かれるんじゃないか』とか『脅されてお金を取られるんじゃないか』とか、ずっとそういうことが頭の中を巡っている。お持ち帰りされる側の人間はこんな気持ちなのか。タイというのはなんとも学びの多い国である。

 

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ホテルに向かう途中で屋台に寄った。わたしには馴染みのない料理をふたりで食べていると、とつぜんルックナットちゃんがわたしに尋ねる。

 

『あたし女の子じゃないけど、ほんとにいいの?』

 

お持ち帰りしている側にしてはずいぶん弱気な発言であるが、ルックナットちゃんは女の子なのだ。お持ち帰りされている側でありながらも、男であるわたしがリードをしなくてはならない。

 

『べつにオレはキミが男でも女でもどうでもいいよ。ただオレはキミのことがかわいいと思った。それだけだよ。』

 

このときのオレはメチャメチャかっこよかった。ルックナットちゃんのXY染色体がXXになるくらいかっこよかった。内心いまからニューハーフとホテルに行くというはじめての状況にビビりまくっていたが、そんなことはおくびにもださない。相手を気持ちよくさせるのがセックスだ。セックスはもう始まっているのだ。

 

『うれしい。ありがと。』

 

そういって彼女はわたしにキスをした。


トゥクトゥクに乗っておよそ10分ぐらいだったと思うが、わたしたちはさびれたホテルについた。ルックナットちゃんが受付のおばちゃんと話をして、それからわたしに『300バーツ』と言った。わたしはおばちゃんに300バーツとチップを20バーツ渡すと、おばちゃんはニィと笑ってあの部屋だ、と指差した。

 

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これがそのホテル。ベロベロになりながらも写真だけはなんとか撮った。

 

そしてここでひとつの疑問が浮かぶ。いまさら、ホテルまで来ておいて本当にいまさらなんですが、

 

『『『ニューハーフってチンポ生えてるのだろうか…?』』』

 

わたしはニューハーフのチンポを舐めるためにはるばるタイまでやってきた。そしていまニューハーフとラブホテルにいる。ここまでは怖いくらいに順調だ。ただ冷静に考えてみるとニューハーフだからといってチンポが生えているとは限らない。チンポがないニューハーフもいる。


シャワーから出てきたルックナットちゃんはバスタオルを体に巻いていた。彼女はキスをしながらわたしをベッドに押し倒す。わたしは正直キスどころではなかった。チンポのあるなしばかりが頭を巡っていた。

 

どっちだ?
生えてるのか?生えてないのか!?

 

祈るように、バスタオルの向こうの彼女の股間に手を伸ばす。

 

チンポ生えてた!!!!

 

『よっしゃ』

 

かるく口に出た。そこにあるのはただのチンポなのに。

 

 

 

 

 

 


ここでセックスの内容をつまびらかにするのは気が進まないので簡潔に申し上げますと、

 

チンポ舐めました、が、チンポ立ちませんでした。

 

申し訳ない。いっしょにカオサンでお酒を飲んだみんなに申し訳ない。これまで育ててくれた父と母に申し訳ない。そしてなによりルックナットちゃんに申し訳ない。でも、でも立たなかったんだよ。

 

ベロベロに酔ってたとか、ホテルで一回抜いてきたとか、いろいろな要素が重なってしまった結果、うまくいかなかった。ルックナットちゃんがかわいくなかったとかでは絶対なくて、ただはじめての事が多く動揺してしまっていたのかもしれない。ルックナットちゃんはそれに不機嫌になることもなく、あらゆる手を尽くしてがんばってくれましたが、おたがいに不完全燃焼的なまま朝になってしまいました。

 

朝、我々はふたたびトゥクトゥクに乗り帰路につきました。ルックナットちゃんは私を宿に送り届けると『コップンカー』とだけ言い残し、通勤ラッシュのバンコクの街に消えて行きました。

 


夢をかなえたあとというのに、このむなしさはなんだろうか。現実はいつだって胸に描く理想のように美しくはない。そんなことは分かっているはずなのに。

 

 

 



 

 

 

あの日から1年。
来月、2019年5月 ふたたびタイを訪れるチャンスがやってくることになりました。
ここぞとばかりにルックナットちゃんに連絡をしたところ、すぐに返信が帰ってきました。

 

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かわいい。
今度こそルックナットちゃんと熱い夜を過ごしたいと思います。

 

 

 

 


この記事はこれらの記事をひとつにまとめて修正したものです。

 

チンポを舐めているとき、チンポもまたこちらを舐めているのだ。

その1

その2

その3

その4

その5 

 

あと本当によく勘違いされるのですが、わたしとルックナットちゃんの間で金銭の授受はありません。

お気に入りのパンツとお別れをする

 


『もうすっかりボロボロだけど、まだ履けなくはないので使っている』

 

 

そんなパンツ、あなたも何枚か持っているのではないでしょうか。

そう、人はだれしも捨てるタイミングを逃し続けているパンツがあるものです。

 

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こんにちは。

みなさんとおなじように、私にもそんなパンツがあります。

 

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目も当てられないぐらいよれよれですが、これがお気に入りのアザラシのパンツです。

 

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私はこのBETONESというメーカーのパンツをいたく気に入っており、所有しているパンツのほとんどがこのメーカーのものです。このメーカーのパンツはなんといっても履き心地がよく、フィット感がほかのパンツとぜんぜん違います。デザインもめちゃくちゃかわいいのでオススメです。

 

そのなかでもこのアザラシパンツは私が一番最初に購入したのもので、もう6年ぐらい履いています。

 

それだけ前に購入したパンツですから、いわずもがなボロボロです。ゴムはよれよれ、つくろいもほつれて、一部やぶれています。自慢のフィット感もとうに失われてしまいました。

 

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ほつれ

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やぶれ

 

こうして見るとたしかにボロボロかもしれませんが、実際のところまだまだパンツとしてぜんぜん履けますし、いまでもパンツローテーションに入ってます。

 

もう捨てようかな、と思ったこともありますがまだ履けるものを捨てるのはもったいないような気がしてしまって…。

 

ようするに、きっかけがない。

 

しかし何事もいつかは区切りをつけなくてはいけません。
今回、突然そう思い立ったのもなにかの導きなのでしょう。

 

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お気に入りのパンツとお別れをします。

 

 

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最後に私たちだけの思い出を作りたいと思います。

 

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これでこのパンツを履くのも最後と思うと感慨深いものがあります。

私とパンツの最後の1日、楽しい時間を過ごしたいと思います。

 

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ということで、アザラシを見に伊豆・三津シーパラダイスにやってきました。
アザラシのパンツを履いてアザラシを見る。これが私たちの最後の時間です。

 

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なんと偶然にもアザラシのあかちゃんが生まれたばかりだそうです。

 

 

 

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あっ…

 

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かっわ…

 

 

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新しく生まれる命もあれば消えゆく命もある。
これが輪廻…。死とは生命の対極ではなく、その一部だということですね。

学びの多い、人生にとって非常に意義深い一日となりました。

 


帰宅後

 

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ささやかではありますが、お別れの花束を用意しました。

 

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いままで長いあいだ、本当にありがとうございました。

 

 


明朝、このパンツを自分の手で燃やします。

 

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陰影の関係で宗教画のようになってしまいました。

これはレンブラント晩年の作品ではなく、あした山を登ってパンツを燃やす人の写真です。

 


翌日

 

 

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山を登ってほどなくして目的地に着きました。ここが私のお気に入りの場所です。
南アルプスから流れる小さな川のほとりで、しずかできれいなところです。人里からは遠く離れており、私以外の人はめったに来ることがありません。この場所ならわたしのパンツも安らかに眠ることができるでしょう。

 

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きれいな花といっしょに、お別れです。

 

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気持ちは整理してきたつもりでしたが、ここで本当にお別れだと思うとやっぱりすこし悲しいですね。

いままで長いあいだおつかれさまでした。

 

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ここまでセットアップしたところで、ふと思ったんですけど

 

 

山でパンツって燃やしていいのか…?

 


細かいところまでは覚えていないですが、このまえキャンプしたときに調べたら小規模のたき火であればセーフと書いてあったような…。しかしこれはネットに載せるものだし、ルール破ってたらまずい。万が一のことがあるとパンツだけじゃなく自分自身まで炎上してしまう。ちょっと市のホームページ見てみよう…。

 

 

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南アルプス市・プラスチック 焼却 NG

 

 

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BETONESパンツ・ポリエステル65%, ナイロン25%, ポリウレタン10%

 

 

= パンツ焼き NG 

 

Q.E.D

 

 

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パンツ焼きNG…

 

 


下調べはきちんとしましょう。

 

 

 


後日、市のルールに従ってしかるべき方法でパンツを処分しました。
ドラマチックな方法でお別れできなかったのは残念ですが、いちばん大切なのは方法ではなく気持ちのはずです。

 

みなさんもこの機会に、つきあいの長くなったパンツと一度向き合ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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いままでありがとうございました。

 

 

 

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パンツとお別れした日、この鉢植えに種を植えました。
6月ごろにはちいさなかわいい青紫の花を咲かせてくれるはずです。
その花言葉は  『忘れないで』

 

 

 

BETONES

 

 

おれの投稿したペニーワイズがややウケして無断転載された話

 

お~~~い!!!

 

みんな~~~~!!!

 

みんな観た~~~~~~!!!????

 

もうみんな観た~~~~~~!!!!????

 

『ペニーワイズは何度くりかえしてもジョージを救えないようです』観た~~~~~~~~!!!???

 

 


タイトル通りなんですけど、ニコニコ動画に投稿したペニーワイズ動画がややウケしました。3000本弱ぐらいあるペニーワイズ動画のなかでマイリス数4位です。

 

動画を編集するのも投稿するのも生まれて初めてだったんですけど、やっぱりこういうのって才能がモノをいう世界じゃないですか??だからおれみたいな人間は、なんの努力をせずともこうやってかる~く頂点(テッペン)とっちゃいますよね。やっぱココの出来が違うんスわ、ココの(くるぶしを指でトントン)。


ツイッターとか見てもね、もう絶賛の嵐。

 

 

 

いやはや、まいったねコリャ。おれは米津玄師じゃないっつーの笑

 


うん、この人たちがリンクつきでツイートしてるこの動画、無断転載だわ。
誰かが勝手にYouTubeにアップロードした無断転載のヤツだわ。

 

 これが勝手にYouTubeに上がってるヤツ

 

ちょっと。なんで無断転載なんてするのよ。

無断転載なんてしょうもないことすんなって、なあ。おれが投稿した本元の動画より再生数伸びてるじゃねえか。許さんぞ。IPアドレスから家を割り出しておまえの母ちゃんを夜景の見えるバーで口説いてやるからな。

 

 

ちなみに無断転載にも負けずに作成した次作はツルッツルにスベりました。

 

こちらは無断転載されていません。

こっちも無断転載しろよ!!!!!!!

死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

われわれは死ぬまで性欲と付きあわねばならぬのか

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オナニーがめんどくさい。

 

脳が『シコれ!シコれよ!!おい!おいおいおいおいおいおい!!!!!』っていう指令を出すからしょうがなくシコってあげてるけど、ズボンおろしてオカズさがしてトイレに紙を流しに行くって、もう何回やってんのよ。飽きたって。もういいだろって。こんなことあと50年も60年も続けなくてはならないのかと思うとしんどいよ。だれかはやくなんとかしてくれ。

 

もうイヤになっちゃうよね。もう10数年、何度も何度もなんども感謝のオナニーを繰り返しているのに、おれはネテロ会長と違ってぜんぜん羽化しない。はやくおれもひとシゴきするたびに

 

置 音
き を





ってナレーションが出るような人間になりたい。そんで

 

『かわりに 祈る時間が増えた』

 

ってなってほしい。そんなオナニーをするジジイになりたいんじゃよ。

 

 

もういっそボタンひとつで射精できたらいいのに、って思うんですよね。こうスマホでピッとやったら脳に埋められた電極がビビッと信号を出してオーガズムに達する、そういうのをグーグルが作ってくれたらいい。『オッケーグーグル、ヌいて』って言ったらその場でグーグルがヌいてくれる。駅でもオフィスでもブルーボトルコーヒーでも、スマートにひとヌき。もうそれでいいじゃない。21世紀のオナニーはかくあるべき。

 

 

 

ーーーアメリカ政府がグーグルマスターベーション以外の自慰行為を全面的に禁止してから120年が経っていた。禁手淫法( The United States Prohibition of Masturbation, PoM法 )導入当初はそれに異を唱える者も多く非合法な自慰行為(闇オナ)を行う者もいたが、いまでは『禁手淫法によって性から解放された』と支持する声がほとんどで人々は性欲を忘れつつあった。アメリカ国内の人工授精の割合は98%を超えていた。


そんな世界で生まれたアーカンソー州に住む好奇心旺盛な少年・ウィリアムはちんちんを下に向けてうつぶせでモゾモゾすると気持ちいいことを発見する。

 

放課後いつものようにミシシッピ川のほとりにある彼の秘密基地でちんちんを下に向けてうつぶせでモゾモゾしていたところ、近所に住む変わり者で有名なおじいさん・フォークナーに見つかってしまう。

 

『ウィリアム、落ち着いてよく聞きなさい。それはYUKAONAとよばれるものだ。わたしが子供のころ、わたしのおじいさんはいつも夢見るような表情で語っていた。『腰を悪くした今ではもうできないが、わたしが若いころには毎日YUKAONAをしていたものだった、ちんちんを下に向けてベッドでモゾモゾするとそりゃあいい気分だった』と。まだ小さかったわたしが『それはダメなことだって先生が言ってたよ』と言うと、おじいさんは『おっと、そうだったな』といたずらっぽく笑っていたよ』

 

『いま振り返ってみると、わたしのおじいさんはオナニーを知る最後の世代としてわたしに自慰行為のすばらしさを伝えようとしていたのだろう。彼は社会全体が『性』から遠ざかっていくことを、そのすばらしさを忘れてしまうことが地球に生きる『生物』として間違いだと知っていたんだ』

 

『わたしには彼を理解することはできなかったが、きみがわたしに気づかせてくれた。しかし彼の遺志を継ぐには、わたしはすこし歳をとりすぎてしまったようだ。だから、わたしとわたしのおじいさんの夢をきみに託したい』

 

『ウィリアム、YUKAONAを大切にするんだぞ』

 

『これがYUKAONA…。なんてアメージングなんだ』

 

その晩、ウィリアムは食卓でこのすばらしい出来事について話した。

YUKAONA is AMAZING
YUKAONA is WONDERFUL

それを口にしたとき、彼の父は息子がなにを言っているのかわからなかった。彼の無邪気な笑顔にほほえみさえしそうになったほどだった。しかし言葉の意味を理解した父は強い口調で、もう二度とこんなことはいたしませんとイエス様に誓いなさいとウィリアムに迫った。ウィリアムが母のほうに目をやると、彼女の顔は青ざめ祈るように何かを唱えていた。マタイ18章3節だろう。おそろしいことが起こったとき、きまって彼女はその一節を繰り返しそらんじていた。

 

しかしウィリアムは自分を曲げなかった。自分の行いが一点の曇りなく正しいと心で感じていた。

 

『どうしてボクはYUKAONAをしちゃいけないんだ!?YUKAONAはとってもフリーダムさ!それなのにダディもマムもおかしいよ!』

 

そうしてウィリアムは家を飛び出した。

 

家族と決別したその日からウィリアムは姓を捨て、自らをウィリアム・フォークナーと名乗った。彼が反政府レジスタンス『マスターベーション・オン・ザ・フロア』のリーダーとして群衆を導くことになるのは、そう遠くない未来の話だった…。

 

 

ほぼ予備知識がない状態で『涼宮ハルヒの憂鬱』をはじめて観る・1話視聴後

 

ちょっと前、涼宮ハルヒの憂鬱をはじめて観る!っていう記事を書いたんですけど(http://mutekiinc.hatenablog.com/entry/2018/05/30/203758)、1話で挫折した。全ての理由はこれにつきる。

 

キョンがキツい


キョンがキツいよ〜~!かわいい女の子が引き起こした騒動に巻き込まれて、静かに生きたいオレは迷惑してるんすわっていうスタンス。も~アタイ見てらんない!なによりあのしゃべりかたがキツい。あれはなんて表現するのか、ナレーター調、演説調?よくわからんが、おれの世代のオタクってみんなああいう風なしゃべり方してたわ。彼らはキョンに憧れていたのか。意図しないところで10年越しのアハ体験をしてしまった。

 

同時期に、女のオタクが教室の隅(注1)で

 

『オイイイイイイ!!!!やめろオオオオオオオ!!!!!』

 

って叫んでいたのが『銀魂』だったのはなんとなく知っていたけど(注2)(注3)、クラスのオタク女子が銀魂の新八になっていたあのとき、男のオタクはキョンになっていたんだね。

 

『どうして真面目に生きているオレが合唱コンクール実行委員なんぞをやらなくてはならんのだ!』

 

みたいなことを、よく彼らが大声で話していたのを思い出す。そういう面倒な役が彼らに回ってくるのは不運からではなくシンプルにクラスメートから舐められているからなのだが、キョンである彼らはおのれの不幸と世の不条理を嘆いていた。

 

注1・日光の当たらないほうの隅を指す。

注2・ネットでは『オイイイイ!』と叫ぶ様が腐女子あるあるとして扱われるが、彼女たちは本当に『オイイイイ!』と叫んでいた。

注3・山梨の片田舎にあっても他の地域の新八と同時期に彼女たちが新八になっていたのは、人類の祖先がペキン原人に端を発し同時多発的に火を扱いはじめたことと同じ現象であると言える。これをシンクロニシティとよぶ。

 


おれ、キョンと仲良くなれる自信がない。だってあいつキツいし。

 

きっとクラスのみんなも『あいつキツいな…』って思ってるはずだ。ただ、見た目はちょっとシュッとしてカッコいいから、なんとなく口には出せないだけだ。だれかがふとしたきっかけで『あいつ、なんていうか、ちょっとキツいよね…?』ってつぶやいたら『だ、だよねー!』『そう思ってたのオレだけだと思ってたわ~!安心した~!』ってなるにきまってる。そのあとみんなでガスト行ってキョンはキツいあるあるで盛り上がる。キョンの悪口でポテトがすすむ。

 


まだおれは1話を観ただけだけど、2話以降もがんばって視聴を続けたらキョンといつか仲良くなれるのかな?これからキョン、いいヤツになる?おれたち、マブになれる?

 


とりあえず、2話以降の視聴は保留とします。キョンが軽自動車に轢かれる回やキョンが盲腸になる回などありましたら教えてください。それは観ます。