台風

世間は台風だなんだと騒いでおりますが、家から出ないhome sweet homeな私からすればいつもの日常が流れてゆくのみ。みんな知らないのかな?屋根の下にいると濡れないんだぜ?

 

ただ、家から出ないと日記に書くことがないというのが悩みどころ。

起きて、踊る大捜査線の再放送見て、寝た。

これが昨日のわたし。まるっきり事実でして、およそ一日の消費カロリーは基礎代謝のみという生活。これじゃあ記事なんか書けないよ。

 書くことがないなら書かなきゃいいんじゃぬ??という疑問を抱くたび頭が割れるように痛むのであまり考えないようにしていますが、それにしても私はいったい何を書けばいいのか。教えて台風26号さん、と呼びかけたものの返ってくるのはビュウという風切音ばかり。

なんだおまえ、コミュ障か。似たもん同士だな。そんな気象現象にシンパシーを覚えながら昨日は書くのを諦めて寝ました。ごめんなさい。

 

そんで今日もあまりにヒマだったので大江健三郎の義理の兄である伊丹十三のエッセイを読んでいましたら

テレヴィジョンだけ見て一日暮すというのは明らかに狂人か痴呆のわざである。

という一文がありまして。すごいタイムリーにディスられてしまいました。

んもう!狂人だなんてまったく失礼しちゃう!とフジハラ氏も激おこ。

というのも私はホントにテレビが好きでして、一日中見てろって言われても苦痛なくこなせるタイプ。

今はインターネットで必要な情報が手に入るし、自分が面白いと感じるコンテンツだけ見ていられるからテレビなんか無くていいって人が増えたけど、それでもやっぱりテレビが好きなのです。

今年の27時間テレビも27時間見たし、情報番組、バラエティ、ドキュメント、教養、ドラマなど、気になるものはなんでも見るテレビっ子。しかし伊丹十三はそんな生活はダメだとおっしゃる。むむむ。

 

でもやっぱりこの人の言う通りなのかもしれない。まっとうな大人になろうと思ったらテレビの見すぎは良くないのかな。

なあ、おまえはどう思う?って聞いたらビュウっつってね。

おまえはそればっかりか!これだからコミュ障はダメなんだ!!

 

ごめんなさい更新

ちょっと明日も明後日も更新できないかもしれない。

今日もいま帰って来たので、ミクシー(死語)でむかし書いたやつを引っ張ってきました。

就活に苦しんでいたころのわたしの日記です。

お茶を濁すようで申し訳ないのですが、許しておくんなまし。

 

・・・・

 

あけましておめでとうございます。 

 

依然彼女ができない私はこうして日記を書くことでリビドーを発散させなくてはならないのです。なんか昔も彼女が出来るまで書くとか言ってましたね。3年前の俺よ、君の一歩目は死の彷徨のはじまりだ。 

 

しかしmixiの閑散ぶりったらないですね。そういう私もめったに覗いたりしないですけども、twitterにもfacebookにも馴染めていない私にはここで日記を書くのがちょうどよいのです。facebookで日記なんて書けないからね。実名だし。

もしそんなものを家族に見られたりしたら帰省するたびに「おや、これはこれはウチのザッカーバーグさんじゃないですか。」って言われる。よくわかんないけどfacebookってそういうところなんでしょ?カッコつけて英文で投稿したりすると御近所から回覧板まわしてもらえなくなるんでしょ? 

 

アルバイトも辞めて、毎日説明会か家にこもって書類かって感じなんだけど、なんかもう、うわーってなるよ。自信なくす。

かわいい女の子が一時間おきにアパート来て、おれを褒めてくれるっていうシステムを早急に作りあげてくんないとまずい。

「フジハラくんはやればできるコだょ☆」ってな具合に。

孫正義が二つ返事で「やりましょう」って言ってくんないかな。そしたらおれは「これがプラチナバンドや~!!」って言うからさ。

もうこの際、女の子じゃなくて佐川男子とかでもいいから。最悪、最悪ね。 

 

でもホント、お仕事とか貰える気がしないよね。

説明会行くとすごい数の学生いるし、このなかから選ばれるのは一握りだと考えると気が重くなるよ。

おれがそんな時どうしてるかっていうと、「でもスターフォックス64が上手いヤツっていう基準だったら勝てるぜ?」って考えて自分を鼓舞してる。「一次試験はSPI2、二次試験はSF64です。」って人事が言うのを期待してるけど、そんなことはなくグループワークだとか、面接だとかね。聞きあきたよ。二次がスターフォックスでも一次で落ちるよちくしょう。 

 

ホントにどこも採ってくれなかったら、佐川急便でアルバイトして、悩める人を褒める仕事で生活していきたいです。最悪ね。

肩毛

ちょっと用事がありまして、記事を書けませんでした。

更新しないのも忍びないのでとりあえず肩毛だけアップしておきます。

 

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今日中にもう一本書く予定です。

 

 

 

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啄木ガチャガチャ(1回200円)

 

Unidentified Mysterious Animal

おとといぐらいに『感想をブログで書いてもらえると喜ぶグループ』に入ったんですが、すぐに退会してしまいました。

中学生のころ頭のいい子同士の会話を遠目で眺めていた時のようにちょっと憧れていて、俺もまぜてーと登録したもののなんかおっぱいとか言えない空気だったんで迷惑をかけないうちに抜けました。あの場ではちゃんと『乳房』って言わないと怒られる気がする。

意見をしあうっていうのは本当に楽しいしモチベーションにもなるとおもうので、気になる人は登録してみたらいかがでしょう。そして私の代わりにおっぱいを連呼してきてください。私の無念を果たしてください。

 

 

そ・ん・な・こ・と・よ・り!!

ビバリーヒルズにお住まいのムテキインク読者のみなさん。

 

肩毛が生えてきた。

 

私の肩から肩毛が。

私のショルダーからショルダー毛が。

ながらく不毛の地だと思いこんできたけど、そんなことはなかった。ここに生命の瞬きを見た。

 

勘の良い方ならもうお気づきかもしれませんが、私は今日の記事を肩毛だけで乗り切ろうとしています。

肩毛という泥船で海に出ようとしている。泥船なんてイカしたワードを見たのはみなさん『かちかち山』以来かと思いますが、肩毛で出帆するこの気概を汲んで欲しい。大丈夫、怖いのはみんな一緒だよ。

 

でも肩毛ってホントにいるんだなーって。

 

私も噂には聞いていたんです。世の中には肩毛なるものがあるというのは知っていました。しかし実際に自分の目で確かめるまで、にわかには信じられませんでした。肩に毛が生えるだなんて。ドジッ娘かよ。

存在について語られていても、それに実体が伴うかというのは別の問題であります。

ネッシー、河童、チュパカブラ。世の中をにぎわした架空の生物というのは星の数ほどおりまして、私のなかで肩毛はそういったUMAとしてカテゴライズがされておりました。矢追純一タイプの毛だとばかり思っていました。

 

平穏は突然に失われる。ふと左肩を見たときに私は”それ”を見てしまった。

『♪肩毛なんてないさ怖くなんかないさ』そう私の頭の中のテアトルアカデミーで子供たちが合唱します。しかし現実は非情である。毛on肩。

いくらなんでも自分の体に生えたのであれば信じざるをえません。

『肩毛は本当にあったんだ!!』もう気分はパズー。父さんが残した熱い肩毛。

 

しかし肩から生えたから『肩毛』ってそんな安直な。

じゃあおまえタモリから毛が生えてたらタモリ毛って言うのか?っつー話ですよ。

そもそもヤツは『人体を守るために生える』という毛の掟を破ってきたアウトロー。しかも一匹狼の無頼漢。『肩毛』て。超弱そうじゃん。もうちょっとなんかあるでしょうよ。ハプスブルク毛とか。

 

いま1センチぐらいなんだけど、こいつはどこまで伸びるのか。

私の左肩で起きる命の物語にご期待ください。

 

コマーシャル

 

ずっと更新していなかった理由のひとつとして、内定もらってからは遊び呆けてたんですね。前にも日本をまわってた書いたけど、もう一回北海道のてっぺんまで行ってきました。そのことについてもいつか書くかもしれません。

 

道中岩手にて、念願でありました石川啄木宮沢賢治の記念館を観てきました。両館とも写真撮影はできなかったのでしっかりしたレビューとかはできませんが、がっつりエンジョイしてきました。両館とも素晴らしかったです。

 

こんだけブログで石川啄木さんにお世話になっている私からすれば、石川啄木記念館というのはまさに聖地。啄木生誕の地であり、たびたび歌に詠まれた『渋民村』という文字が記された看板を見た瞬間、えもいわれぬ感動を覚えました。

『かにかくに渋民村は恋しかりおもひでの山おもひでの川』

啄木の代表歌にも挙げられる一首です。啄木もこの景色を眺めていたのです。

 

なんと石川啄木記念館は学生だと100円で入館できます。ヒュー!!

展示内容に一切の期待が無くなるほどリーズナブルなのですが、直筆の書簡や初版本、多数の写真など予想に反し充実の展示でした。

そしてそれに対する入館者はふたり(含わたくし)。ヒュー!!

 

私が足を運んだ時には常設展に加えて『啄木の恋』っていう特別展もやっていまして、啄木が恋心を抱いた5人の女性についての説明と、そのとき詠んだ歌の紹介がありました。

「短歌のこと教えて~ん☆」って手紙を送ってきた女に「顔写真よこせ。マジで。いやマジで。」と再三言い続け、とうとう送られてきた写真に大興奮。日記に「超カワE!!」としたためるほどテンション上がっちゃったけど、それが実は女のフリしたオッサンでした(笑)というハートフルエピソードには私も微笑を禁じ得ません。

啄木たそはそういうところが魅力的ですよね。性にアグレッシブです。気持ちいいです。

 

そして!

こちらが石川啄木記念館で販売されている、発行当時の装丁を再現した『一握の砂』の初版複製本です!

 

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ゲローン

 

記念館に展示されている初版本とそっくり同じつくりになっており、石川啄木ファン垂涎のアイテムです。あいにく手持ちがなかったので受付の人と交渉したところ、腎臓と引き換えに手に入れることが出来ました。

 

いやマジ最高っすわー。

この質感、明治に想いを馳せてしまいますわー。

啄木マジ神っすわー。いやマジパないんで。マジ鳥肌注意なんで。

おれインディーズの時から注目してたから。いやマジで。

 

 

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(フジハラくんったら最近啄木ちゃんばっかり・・・。)

 

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(もうアタシのことなんて忘れてしまったのかしら。セツナイよ・・・。)

 

バカだな。(おでこコツン)

 

えっ・・・?

 

むかしもいまも、おまえが一番に決まってんだろ?

オレにはおまえだけだよ。

 

 

!!

・・・うん///

 

 

ふたりは愛し合った。

しだいに時間の感覚は失われ、無間を浮遊しつづけるかのような悠久がおとずれた。

プラトンが『饗宴』で記した、神によって引き裂かれた人間の半身が、再び出逢うべきもう半身と結び付くかのような必然。千年の氷解。豊饒の春泥。ふたりの羈絆は失われ、生命の萌しが揺曳する同衾。

多幸の夜は過ぎゆき、朝が訪れる。しかしそれはふたりにとって離別の朝ではなかった。

共に歩みはじめるふたりへ、世界が言祝ぐ劫初の朝。そして・・・

 

 

おんぎゃー

 

おんぎゃー

 

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看護婦「おめでとうございます。母子ともに健康です。元気な新潮文庫ですよ。」

 

よかった・・・。

バルザック、よく頑張ったな。

 

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あなたがいてくれたおかげよ。

あなたがいてくれたから、私はひとりぼっちじゃないと知ることができたの。

 

本当によかった・・・。

お前に似てかわいい新潮文庫じゃないか。

 

ふふふ。でも目だけはあなたにそっくり・・・。

 

家族なんだな、俺たち。

 

ええ、あなた。

 

 

こうしてまた一冊の新潮文庫が製本されました。これから書店へと卸され、そしてみなさんの本棚に収められてゆくのです。信じられない方もいらっしゃるかと思いますが、現在世に流通している書籍のおよそ7割はこの製法によって生み出されています。

わたしは、本そのものにも物語があるということをお伝えしたくてこの記事を書きました。それは一様に同じものではなく、一冊一冊ちがった愛によってはぐくまれたものなのです。

そして、その物語はこれからも続いてゆきます。

この本は、あなたとどんな物語を紡いでいくのでしょうか・・・。

一冊の本との出会いは宝物です。ぜひ大切になさってください。

 

 

 

 

 

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