チンポをなめているとき、チンポもまたこちらをなめているのだ。最終話

 

 

ここでセックスの内容をつまびらかにするのは気が進まないので簡潔に申し上げますと、

 

チンポ舐めました、が、チンポ立ちませんでした。

 

申し訳ない。これまで育ててくれた父と母に申し訳ない。このページを開いてくれた人に申し訳ない。そしてなによりルックナットちゃんに申し訳ない。でも、でも立たなかったんだよ。

 

酔ってたとか、ホテルで一回抜いてきたとか、いろいろな要素が重なってしまった結果、うまくいかなかった。ルックナットちゃんがかわいくなかったとかでは絶対なくて、ただはじめての事が多く動揺してしまっていたのかもしれない。ルックナットちゃんはそれに不機嫌になることもなく、あらゆる手を尽くしてがんばってくれましたが、おたがいに不完全燃焼的なまま朝になってしまいました。

 

朝、我々はふたたびトゥクトゥクに乗り帰路につきました。ルックナットちゃんは私を宿に送り届けると『コップンカー』とだけ言い残し、通勤ラッシュのバンコクの街に消えて行きました。

 

 

これでおれの長い一日が終わった。

夢をかなえたあとというのに、このむなしさはなんだろうか。現実はいつだって胸に描く理想のように美しくはない。そんなことは分かっているはずなのに。同じあやまちを何度もくりかえすことでしか、人は大人になれないのですね。

 

 

 

コップンカー、タイランド

 

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チンポをなめているとき、チンポもまたこちらを舐めているのだ。   完

 

 




 


このニューハーフとイチャイチャしたという話を帰国してから友達に話したところ、みんなドン引いてました。えー!ニューハーフとイチャイチャしたいって、男性共通のビッグドリームじゃなかったの!?おれは夢をかなえた地元の英雄として扱われるのかと思っていましたが、まさかのモンスター扱い。みんなニューハーフはナシなんだって。正気か?

 

まあとにかく今回の検証の結果、

 

『藤原はチンポを舐めることができる人間』

 

だということが分かりました。


しかし謎をひとつ解き明かしたら、さらに謎が深まるというのが世の常。ここでさらなる疑問が浮かびます。

 

『自分はもしかしたら普通の男性でもイケるのでは?』

 

女性からニューハーフまで行けたのなら、ニューハーフから男性までも行けてしまうのでは?

 

その『もはや男性とセックスできるのか問題』を検証するまでは『チンポを挿入される藤原』と『チンポを挿入する藤原』が同時に存在することになります。

 

次回『シュレディンガーのネコorタチ検証』でお会いしましょう。

 


余談ですが、ホテルに行った次の日に宿で『からかい上手の高木さん』のつづきを見ていたところ突然40度近い高熱を出して死にそうになりました。原因は不明です。